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2004-11-24 ArtNo.34573
◆ダイキン、Daikin Shriram Airconditioningを完全出資子会社に
【ニューデリー】ダイキン工業は、Shriram Groupがこれまで保持していたDaikin Shriram Airconditioning Pvt. Ltd. (DSL)の20%持分を買い取り、完全出資子会社にした。
ビジネス・スタンダード、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズ、ザ・ヒンドゥーが11月20日伝えたところによると、ダイキン工業は19日、以上のステートメントを発表した。それによると、これに伴いDSLは、Daikin Airconditioning India Pvt. Limited(DAIPL)に社名を改める。ちなみにダイキン工業は2000年にSiel Aircon Ltdの80%の権益を買い取り、後者の社名をDSLに改めた。今回の20%権益の買収価格は明らかにされていないが、消息筋は8クロー(US$176万)前後と見ている。
DAIPLのHayashi Toshiki重役(MD)によると、インドはダイキン製品にとって大きな潜在性を有する市場で、新アレンジメントの下、ダイキンはその開発した最先端の技術を紹介、インド・エアコン産業の成長に寄与する。今回の買収は、DSLの経営再建計画の一環でもある。DSLの2003-04年度売上は150クロー(US$3301万)を記録、プレミアム・エアコン市場の50%のシェアを占めた。また今会計年度上半期には、トップ・ラインの成長とコスト削減を通じ過去最良の業績を実現した。
インドのプレミアム・エンド・エアコン市場は年率20%の成長を遂げている。これに対してミドル及びエントリー・レベル市場は年率30%の成長を遂げている。
Shriramグループにとって、今回の取引は、エアコン・ビジネスから手を引く戦略に基づくもの。しかしShriramグループ傘下のUsha International Ltd は引き続きダイキン製品のディーラーを務める。
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