SEAnews 2004-11-24 ArtNo.34572

【ハイデラバード】マス・マーケット・プレーヤー、Bajaj Auto Ltd(BAL)は来月、ハイ・エンドなパワー・バイクをリラウンチし、ボトム・ラインの改善とイメージ・アップを目指す。
エコノミック・タイムズが11月19日報じたところによると、ＢＡＬはEliminatorとPulsar 180の価格を下方修正した後、リラウンチする。同社筋によると既に生産スケジュールに着手、来週から特定のディーラー向けに出荷を開始する。
Eliminatorの価格は6万ルピー、Pulsar 180のそれは5万乃至5万5000ルピーに設定される。Eliminatorはこれまで9万5000ルピーで販売されていた。消息筋によると、この種のバイクはイメージ製品で、ＢＡＬはボリューム販売は期待していない。ＢＡＬのBK Senapathi地域主任は「ハイエンドなバイクをインドの価格水準で提供することにより、市場を刺激するのが狙い」と語った。
ＢＡＬはこれまでEliminatorを月間1000台ほど販売した実績を有するが、今回のリラウンチでEliminatorsとPulsarsを月間各3000台販売することを目指している。同社はPune、Bangalore、Delhi、Chandigarh、Chennai、Kochi、Hyderabad、Mumbai、その他のミニ・メトロをターゲットに販促を行う｡今年、CT100やDiscover等、複数の新製品を発売したＢＡＬは、自動変速スクーターの発売も準備している。
業界観測筋によると、国内のモーターサイクル・バイヤーの関心は100ｃｃから125ｃｃにシフト、よりパワフルなバイクを求めている。こうしたバイヤーは、今やVictor、Discover、Freedom、LML 125、Kinetic 125、Yamaha Fazer等、幅広いオプションを提供されている。