2004-11-22 ArtNo.34560
◆Whirlpool、エアコン市場トップの座目指す
【チェンナイ】Whirlpool of India Ltd(WIL)は、2005年中にエアコン・ビジネスの新戦略を完成させる計画だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月19日報じたところによると、先週木曜催された、フロント・ローディング洗濯機新モデル“Sensation”と“Duet”レーンジ冷蔵庫新モデルの発表会の席上、WILのArvind Mediratta副社長(マーケッティング)とDinesh Sharma取締役(マーケッティング担当)は以上の消息を語った。それによると、新戦略は、インド家電市場のナンバー・ワン・ブランドを目指すWILの計画の一環。WILは既に、洗濯機と冷蔵庫市場に強力な足場を築いており、新戦略は、エアコンと電子レンジに照準を合わせる。
WILは中国からスプリット・エアコンのキットを取り寄せインド国内の企業2、3社に組み立てを委託している。ウィンドー・エアコンについてはアンドラプラデシュ州Hyderabadの企業に組み立てを任せている。しかし何れのモデルもデザインとコンポーネントはWhirlpoolが供給している。この他、電子レンジも中国から輸入している。
今回お披露目したフロント・ローディング洗濯機は、6.5キロの衣類を洗濯し、9種類の汚れを落とすことができる。こうした新機能から価格は7-8%高めだが、市場の好評を博するものと予想され、当初、同社洗濯機売上の20%、18ヶ月以内に同33%を占めるものと見られる。2006年までにフロント・ローディング洗濯機の売上は100クロー(US$2201万)に達し、25%の市場シェアを占める見通しと言う。
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