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1995-10-07　ArtNo.3455

【バンコク】ゼネラル・モーターズ(GM)は、子会社のオペルが現地生産した6000台の販売を達成したことから、タイにおける自動車生産を検討している。
ＧＭスポークスマンによると今週タイを訪れたＧＭアジア太平洋地域業務担当のドナルド・サリバン社長は関係問題をバンハーン首相及びシワウォン工業省政務次官と協議した。しかし同社はフィリピンも候補地として検討しており、来年初までにいずれかの国における製造計画を発表する方針だ。製品の80％は輸出され、主要な輸出先は日本市場になると言う。
アナリストは「タイは国内市場の規模、治安、法制、支援産業等の面でフィリピンに勝るが、ＧＭが37.5％出資するイスズの存在が阻害要因になる可能性が有る。しかし乗用車の製造に限れば、既存の流通網を利用することもできる」と評している。(BD:10/6)

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