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2004-11-19 ArtNo.34548
◆Nicholas Piramal、国内最大の製薬R&D施設設置
【ムンバイ】年商3000クロー(US$6.6億)のPiramal Enterprises Ltd(PEL)の製薬部門Nicholas Piramal India Ltd (NPIL)は18日、製薬部門としては国内最大規模を誇る研究開発(R&D)施設“Nicholas Piramal Research Centre (NPRC)”をオープンした。
デカン・ヘラルドとヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月18日報じたところによると、NPILのAjay G Piramal会長は17日記者会見し「Dr A P J Abdul Kalam大統領が、100クロー(US$2201万)を投じてマハラシュトラ州Mumbai市内Goregaonに設けたNPRCの開所式を主宰する」と語った。
それによると30万平方フィートのセンターでは、新薬の発見・開発が手掛けられ、腫瘍/炎症/糖尿病関連の新化学物質(NCE:new chemical entity)及び新薬物送達プラットフォーム(novel drug delivery platforms)の研究に照準が合わされる。この他、ハーバル、化学処理、製剤、臨床研究も手掛けられる。また同センターには、3万1000株以上の微生物株(microbial strains)と3000種余りの植物種(plant species)が収集され、科学スタッフの数は現在の248人から来年末までに400人に増員される。
NPILのDr Somesh D Sharma科学主任(CSO)によると、NPRCはまた、インドにおける生物の多様性やアユールヴェーダ等の伝統医学の蓄積に、近代科学や臨床診断の手法も取り入れたハーバル薬学を世界市場に紹介する。NPRCのR&Dチームは基礎研究の成果を商業化につなげる役割を担い、医薬先導化合物(lead drug substance)を安全且つ有効で、市場性を有する商品に仕立てる。
NPRCは現在、腫瘍/糖尿病/炎症領域の5種類の新分子種(new molecules)の研究を手掛けており、腫瘍治療用の新分子種に関しては毒物学的調査を進めている。NPILは、米国、カナダ、英国でフェーズ1の臨床試験を手掛ける少なからぬ外国企業と交渉を進めている。この種の新薬の開発には少なくとも6年を要すると言う。
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