2004-11-19 ArtNo.34545
◆Soma、US$2.42億水力発電所建設契約獲得
【ハイデラバード】アンドラプラデシュ州Hyderabad拠点のインフラ開発業者、Soma Enterprise Limited(SEL)は、アッサム州の境界に接したアルナチャルプラデシュ州Subansiri Lower県における1100クロー(US$2.42億)の水力発電所建設契約を獲得した。
ビジネス・スタンダードが11月15日報じたところによると、SEL社のRajendra Prasad Maganti会長兼MDはこのほど同紙に以上の消息を語った。それによると、Subansiri Lower Hydro Electric Project(SLHEP)が2010年に完成すると、2000MW(メガワット)の発電能力を有する国内最大規模の水力発電施設が誕生する。最近着工したばかりの工事は、来年初から本格化し、6年内に完成する。SELはロシア企業2社と合弁会社を設立し、プロジェクトを進める。
SELは現在水力発電/道路/灌漑/ダム/トンネル等、16件、総額2000クロー(US$4.4億)の契約を保持しており、今年末までに手持ち契約額は2700クロー(US$5.94億)に達する見通しだ。同社はまたカタール、スーダン、ベトナム、ミャンマー等における道路やパイプライン工事を手掛ける可能性を検討している。2004年3月期の年商は275クロー(US$6053万)をマーク、今年は300クロー(US$6603万)、来年は500クロー(US$1.1億)を目指すと言う。
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