2004-11-19 ArtNo.34537
◆韓国企業Intellect、US$16億投じ半導体チップ製造施設建設
【ハイデラバード】韓国拠点の半導体会社Intellect Incは、16億米ドルを投じ、アンドラプラデシュ州Hyderabad近郊に半導体チップの製造施設を設ける。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズ、インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダード、ザ・ヒンドゥーが11月16日伝えたところによると、アンドラプラデシュ州政府オフィシャルはMicrosoft India Campus(MIC)開所式の会場で以上の消息を語った。それによると、新施設はShamshabadの新空港建設地にも近いHardware Technology Park内の50エーカーの用地に設けられ、FMCG(fast moving consumer goods)、家電製品、セル式電話等、様々な領域で用いられる最大200mmのウエハー・チップを製造する。
ファブ・プロジェクトは来年初に着工され、2006年末もしくは2007年第1四半期の稼働を目指す。第1期プロジェクトに6億-7億米ドル、第2期プロジェクトには最大10億米ドルが投資される。プロジェクトは直接1万人の就業機会を創出する。また250余りの補助工業ユニットが設けられることから、別に数千人の間接的な就業機会も創出される。
今回の投資の主要部分を拠出するIntellect Incのチーフ・プロモーターで、世界各地の8つのファブ施設のプロモーターを務めた実績を有するJune Min氏は依然として、新会社“India Semiconductor Manufacturing Company (ISMC)”の出資パートナーを物色している。最終的なコンソーシアムのメンバーは間もなく明らかにされる。Min氏はまたテーラー・メードのビジネス・モデルに基づき世界のOEMと新施設で製造したチップの供給交渉を進めている。
アンドラプラデシュ州のY S Rajasekhara Reddy首席大臣は16日のMIC開所式の席上、インド初の半導体ウエハー・ファブが来年半ばにはハイデラバードに誕生すると挨拶した。
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