2004-11-17 ArtNo.34527
◆VISA、チャッティースガル州に鉄鋼プラント建設
【コルカタ】Visa Industries Ltd (VIL)は、中核とするトレーディングから製造業に事業を多角化する戦略の一環としてチャッティースガル州に鉄鋼プラントを建設する計画だ。
ビジネス・スタンダードが11月12日報じたところによると、VILのVishal Agarwal重役(MD)はこのほど以上の消息を語った。それによると、VILはチャッティースガル州内の用地買収手続きを進めており、今年末までに同手続きを完了することを目指している。プロジェクトのサイズは未定で、割り当てられる用地の広さにより左右される。
VILはオリッサ州に年産150万トンの特殊鋼製造施設を建設中で、チャッティースガル州におけるものは同社にとって2番目の製造プロジェクトになる。チャッティースガル州では炭素鋼が製造される。
オリッサ州におけるプロジェクトの投資額は1600クロー(US$3.52億)。プロジェクトは段階的に進められ、各段階ごとに金融アレンジが行われる。
VILの成長戦略は決してインド国内のみに限定される訳ではなく、オーストラリア、南アフリカ、インドネシアにおける鉱業部門への投資も検討している。インドネシアには最近オフィスを開設、石炭鉱山開発の機会を探っている。
VISAグループの持ち株会社VISA Internationalはオリッサ州Bhubaneswar、オーストラリアのブリスベーン、香港、ロンドン、北京、ジャカルタ、スイスのツークに子会社やオフィスを設け、日本、韓国、南アフリカにパートナーを有する。北京/ブリスベーン/ジャカルタのオフィスは資材調達やマーケッティングを、香港オフィスは用船業務を、それぞれ手掛けている。
|