【ハイデラバード】化学会社KCPグループ傘下のKCP Biotech Ltd(KCPBL)は、アンドラプラデシュ州Hyderabad郊外ShamirpetのShapoorji Pallonji Biotech Parkに天然着色料工場(natural colour extraction plant)を建設する。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月10日報じたところによると、新工場は、カルナタカ州Mysore拠点の中央食品技術研究所(CFTRI:Central Food Technological Research Institute)が開発した技術を用い、インド化学技術研究所(IICT:Indian Institute of Chemical Technology)のコンサルティングの下、食品加工/化粧品/製薬業界向けに、ウコンや唐辛子の粉末、あるいはアナットー種子から1日1トンの天然着色料を抽出する。
IICTの発表によると、同研究所は去る10月25日に詳細エンジニアリング・パッケージをKCPBLに引き渡した。新工場は、法的要件、規則、安全基準を満たしたものになり、生産される天然着色料は米国食品薬品局(FDA:Food and Drug Administration)やEuro基準に準じたものになる。ウコン、唐辛子、アナットーは、それぞれ別個に処理され、互いに混入することがないよう管理されると言う。