2004-11-12 ArtNo.34509
◆Tata Steel、国営発電会社のキャプティブ炭坑開発請負提案
【ニューデリー】インド最大の民間鉄鋼会社Tata Iron and Steel Company Ltd(TISCO)は、その培った炭坑経営のノーハウを商業ベースでサード・パーティーに提供する方針を決め、National Thermal Power Corporation Ltd(NTPC)に対し、後者のジャールカンド州におけるキャプティブ炭坑の開発を申し出た。
ビジネス・スタンダードが11月11日報じたところによると、TISCO幹部は10日同紙に以上の消息を語った。それによると、NTPCは発電燃料を必要としており、TISCOは炭坑開発のノーハウを有する。したがって両社の提携はビジネス・センスを有する。TISCOチームは、NTPCオフィシャルと同問題を既に数回にわたり協議した。しかし協議の結果はまだ明らかでない。TISCOはプロジェクトへの出資にはそれほど関心がないが、他社の炭坑を開発し経営することに関心があると言う。
NTPCは最近、ビハール州North Karanpura地区のPakri-Barwadih石炭鉱区の開発権を初めて手に入れた。同鉱区の石炭埋蔵量は14億トンと見積もられている。
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