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2004-11-08 ArtNo.34485
◆米国企業Tessolve、半導体チップ検査センター設置
【バンガロール】半導体の検査とハードウェアの設計を手掛ける米国企業Tessolveは、カルナタカ州Bangaloreにテスト・ハウスを設ける。独立の半導体検査施設がインドに設けられるのは初めてのこと。地元や多国籍半導体企業はその恩恵を享受できそうだ。
エコノミック・タイムズが11月5日伝えたところによると、TessolveのRaja Manickam取締役兼CEOはこのほど同紙に以上の計画を語った。それによると、新設備はデジタル複合信号/RF(radio frequency)の検査サービスを提供する。しかしメモリ検査は手掛けない。
半導体チップにとって検査とパッケージングはそのライフ・サイクルの重要部分を成しているが、検査機器のコストは1台当たり100万米ドル以上し、高度な技術を備えた専門家も必要とするため、独自の検査部門を有する少数の指導的半導体企業を除き、大多数はサードパーティーの検査サービスに依存している。とは言えこの種の高価な検査設備を遊休させておく訳には行かないため、臨界質量の実現がサードパーティー検査施設を設ける鍵になる。インドの半導体ベンダーは急速に増加しており、機は熟したと言える。目下フロントエンド・デザイン業務のインド進出が本格化しており、バックエンドの集積回路(IC)レイアウト業務は揺籃期にある。
Manickam氏は「新施設はパッケジング・デザイン、テスト・デベロプメント、ハードウェア・デザインを手掛ける。インド企業はエンド・ツー・エンドの製品デザインを引き受けており、今後この種の検査需要は益々拡大するはず」と語った。
業界筋によると、現在、インドの多くの半導体企業は、エンジニアをシンガポールや米国に派遣し、その設計したチップを検査している。このためインド国内で同サービスが提供されるならコストと時間を大幅に節約できると言う。
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