SEAnews 2004-11-08 ArtNo.34479

【バンガロール】Maruti 800は、暫く同じMarutiステーブルのAltoにベスト・セラー・カーの座を奪われていたが、10月の販売台数は1万1633台と、再びトップに返り咲いた。他のMaruti Udyog Ltd(MUL)ステーブルのモデルもそれぞれ昨年同月を上回る販売台数をマーク、全体として同社の月間販売台数としては2番目にに高い4万3650台を記録した｡
エコノミック・タイムズが11月4日報じたところによると大部分のカー・モデルの10月の販売台数は9月の実績を下回った｡Altoは9880台と2位に後退、Tata Indicaが約9650台で3位につけた。以下Hyundai Santro8883台、MarutiWagonR7700台と続く。9月にはAltoが1万7台でトップ、Maruti 800が9730台で2位だった。
韓国のカー・メーカー子会社、Hyundai Motor India(HMI)は今年3月に5万台近い販売を記録した後、スロー・ペースに陥っていたが、10月にはＢ＋セグメントのGetzが新領域を開拓、1659台をマークした他、ＢセグメントSantro／ＣセグメントAccentも再度その足場を固めた。
業界筋によれば、TataのＣセグメント・カー、Indigoとそのステーションワゴン・バージョンMarinaは同セグメント・トップの座を守り、3700台余りを記録したようだ｡9月には3818台をマーク、昨年10月の販売台数は2285台だった。この他、Honda Cityは2780台、Accentは2496台。ニュールックと新価格のEsteemも9月に続き2000台の大台に乗せたようだ。Ford Ikonは昨年同月比15％増の1960台を記録したが9月の2374台には及ばなかった｡
General MotorsのB1b (定員7人以上、積載重量3トン以下)多用途車Taveraとエントリー・レベルＤセグメント・カーのOptraは昨年同月比117％増の2752台を記録した｡内Taveraは1418台、Optraは722台だった。しかしToyota Corollaの907台に及ばなかった｡またToyota Qualisの販売台数は3049台と多用途車カテゴリーをリードした｡
現代のＤセグメント・カーElantraとSonataの販売はCorolla、Octavia、Optra、Accord、Camry等との競争過熱で失速、Elantraの販売台数は152台にとどまった。した。しかし観測筋によると、来年Sonataの新バージョンがお目見えすれば異なるシナリオが演じられる可能性があると言う。