2004-11-03 ArtNo.34454
◆国際投資基金、地場製薬会社Ind-Swiftの7.5%権益取得
【ニューデリー】チャンディガル連邦直轄地を拠点にする中規模の製薬会社Ind-Swift Laboratories(ISL)の7.5%のシェアを国際投信会社2社が取得した。
エコノミック・タイムズが11月1日報じたところによると、これらのファンドとはモーリシャス拠点のSwiss Finance Corporation (SFC)とニューヨーク拠点のAeneas Portfolio Company (APC) LPで、いずれも未公開株を専門に手掛けるプライベート・エクイティ・ファンド(Private equity fund)。両社は優先株の引き受け(preferential allotment)を通じてISL権益を取得した。ISLのステートメントによると、SFCとAPCの他、Lloyd Georgeも先週、二次市場で、ISLの50万株を取得した。
消息筋によると、別に複数のプライベート・エクイティ・ファンドがISLの権益取得を目指し、交渉を進めているが、ISLはまだ方針を決めていない。
ISLは薬理活性原末(API: Active Pharmaceutical Ingredients)及び中間体(advanced intermediates)の主要メーカーとして知られ、各種APIの製造技術開発に欠かせぬプロセス化学(process chemistry)を強みとしている。株式の売却によって得た資金は事業拡張計画に充当される。同社は目下ジャム&カシミール州に新製造施設を建設しており、研究開発(R&D)施設の拡張も進めている。
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