2004-11-01 ArtNo.34443
◆Zenith Finesse、中国製視聴覚機器の小売ビジネスに進出
【コルカタ】法人向け中国製高級ギフトのサプライを手掛けるZenith Finesse (India) Pvt Ltd(ZFIPL)は、中国のGold Yip(金業電器)と提携し、視聴覚機器の小売ビジネスに進出した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが10月30日報じたところによると、2年ほど前からHindustan Lever (HLL)、Cadburys、Britannia等の法人向けに中国製ギフトの供給を手掛け、頭角を現したZFIPLは最近、年商500クロー(US$1.09億)の金業と技術提携を結んだ。金業は中国広東省Dongguan市を拠点にVCD、DVD、ディスクマン、カセット・レコーダー等の視聴覚機器の製造を手掛けている。両社の協定の下、金業は、ZFIPLの仕様と監督の下にその製品をZFIPLに納入、ZFIPLは金業製VCD/DVD、ディスクマン等を傘下のディストリビューターを通じFinesse商標で販売する。
ZFIPLのPrithimoy Chakraborty取締役によると、その実、ZFIPLは既に東部地区やケララ州において金業製視聴覚機器の販売を開始している。Dolbyデジタル・オーディオ・システムとセットにしたFinesse商標のファイブ・イン・ワンVCDは、ミッド・マーケット・セグメントの顧客に合理的価格でオファーされている。
タミールナド州Chennaiの小売チェーンとは、同社製品の陳列に関する交渉を進めている。DVD/VCD製品の価格は3000-6000ルピー、Finesse Discmanの特別パッケージは最高小売価格(MRP)2500ルピーでオファーされている。Finesse商標のカセット・レコーダーは170ルピーと、グレーマーケットにおける400ルピーを遙かに下回る。
ZFIPLは、新ビジネスを梃子に2006年3月までに年商100クロー(US$2180万)の実現を目指す。またFinesse商標で販売される商品の次のリストには中国製のエアコンと電子レンジが含まれる見通しだ。
新製品の発売に伴い、金業チームが来月当地を訪れる。同社はまた地元企業とインド国内における製造業務に関して話し合う。仮に製造施設が設けられるとすれば、ベンガルが第1候補地になると言う。
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