2004-11-01 ArtNo.34440
◆Tata Steel/L&T、オリッサ州新港開発で合弁会社設立
【ムンバイ】Tata Iron and Steel Company Ltd(TISCO)とLarsen & Toubro Ltd (L&T)はオリッサ州Dhamraに150億-200億ルピーを投じて新港を開発するため50:50の出資率で合弁会社を設立した。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダード、ザ・ヒンドゥーが10月30日報じたところによると、プロジェクト・コストは1500-1700クロー(US$3.27億-3.71億)と見積もられ、内350クロー(US$7631万)は自己資本で賄い、残りは借り入れる。新港は2007年12月の完成を目指し2段階に分けて建設され、年間2500万トンの処理能力を備える。また水深は18メートルと、世界で最も深い。
L&TのA. Ramakrishna副社長(操業担当)兼副MDによると、第一期工事ではバルク処理施設が設けられ、荷役処理時間(turnaround time)は1日半と、東海岸では最もコスト効率の良い港になる。
TiscoのB. Muthuraman重役(MD)によると、同社の貨物は現在300万トンだが、新港が完成するまでには1000万トンに拡大するものと見られる。同社は新港完成後、港湾ベースの鉄鋼プラントを建設することも検討している。
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