2004-10-29 ArtNo.34429
◆Gujarat Alkalies、過酸化水素工場建設
【バドダラ】グジャラート州政府が経営するGujarat Alkalies and Chemicals Ltd(GACL)は、同州Dahejに年産1万2500メートル・トンの過酸化水素製造施設を建設する。
エコノミック・タイムズが10月26日伝えたところによると、この日、ダヘジにおける78クロー(US$1701万)の苛性ソーダ製造施設拡張プロジェクト、15クロー(US$327万)のポリ塩化アンモニウム・プロジェク、7.5クロー(US$164万)の塩化カルシウム・プロジェクトの起工式を主宰したNarendra Modi首席大臣は以上の消息を語った。それによると塩化カルシウム・プロジェクトは廃棄される塩水から回収され、環境保護にも役立つ。州政府は様々な批判の声が聞かれるものの、GACLやGujarat State Fertilizers & Chemicals(GSFC)等の公共部門企業が専門的アプローチを採用し、経営改善を図るのを引き続き支援する。こうした努力の甲斐あってこの種の公共企業は利益を計上し始めている。
グジャラート州政府のP K Laheri総務部長(Chief Secretary)によると、州政府はダヘジに特別経済区(SEZ)を設ける計画で、関係インフラの整備に300クロー(US$6541万)を投資する。同地には液化天然ガス(LNG)ターミナルが設けられるため、工業開発の見通しは明るいと言う。
GACLのP K Taneja重役(MD)によると、同社は目下7件のプロジェクトを手掛けているが、必要とされる217クロー(US$4731万)は内部資金で賄い、資本市場で調達する計画はないと言う。
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