2004-10-29 ArtNo.34419
◆中央銀行、経済成長見通しを6-6.5%に下方修正
【ムンバイ】中央銀行Reserve Bank of India (RBI)は、2004-05年の国内総生産(GDP)成長見通しを、当初の6.5-7%から6-6.5%に0.5%ポイント下方修正した。
エコノミック・タイムズ、インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥーが10月26/27日伝えたところによると、中央銀行は26日発表した金融政策の中期見直しレポートの中で、以上の修正を行うとともに、マクロ経済の改善と価格の安定に資する金利環境を醸成し、成長基調を維持することに最善を尽くすと述べている。
中央銀行は工業生産の見通しが改善し、輸出が引き続き好調なことから、GDPの成長にもプラスの作用が望めるとする一方、国際コモディティー価格、取り分け石油価格に予想外の事態が生じたとし、通年の予想インフレ率を5%から6.5%に上方修正した。
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