2004-10-29 ArtNo.34417
◆中央銀行、レポレート・アップ、公定歩合/現金準備率維持
【ムンバイ】中央銀行Reserve Bank of India (RBI)は10月26日、年次金融政策の中期見直しを行い、需要管理を通じた物価の抑制と経済の成長基調を維持すると言う相互に背反する極めてデリケートな2つの目標を達成するため、レポレート(repo rate)を4.75%に25ベイシス・ポイント引き上げる一方、公定歩合(Bank Rate)と現金準備率(CRR:cash reserve ratio)は各6%と5%に据え置いた。
エコノミック・タイムズ、インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥーが10月26/27日伝えたところによると、RBIはそのステートメントの中で「これは決して金利調整の最終案ではなく、状況の変化に応じ、インフレ情緒を抑制するために必要な調整措置を講じる」と述べている。
|