【ニューデリー】インド政府は、デリーとムンバイにおける空港建設同様、タミールナド州Chennaiにも合弁方式により近代的なワールド・クラスの国際空港を建設する計画だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが10月26日報じたところによると、民間航空省幹部は同紙に以上の消息を語った。それによると、Praful Patel民間航空相とManmohan Singh首相は最近会談し、同問題を協議した。
カルナタカ州Bangaloreとアンドラプラデシュ州Hyderabadには何れもモダンな新空港が開発されることになった。こうした中でチェンナイ空港近代化の遅延は計画そのもの実行可能性を危険に晒すため、空港開発計画を加速する必要がある。タミールナド州政府が空港拡張計画に大きな関心を寄せていることから、計画を加速することに大きな困難はないものと見られる。
デリーとムンバイの空港建設同様、チェンナイ空港の拡張に関しても民間に74%の出資を認め、外資の上限は49%とし、残りのシェアを公共部門が握る方式を採用できる。
とは言え目下進められているデリーとムンバイの空港開発が一定の成熟度に達するまでは、チェンナイ空港の拡張計画を直ちに離陸させることはできないと言う。
一方、民間航空省のAjay Prasad次官を長とする関係省庁の代表から成る専門委員会(IMG:inter-ministerial group)がデリー及びムンバイ空港開発入札の資格審査が完了したのを受けて、特別閣僚グループ(EGOM:empowered group of ministers)は、IMGの提案に基づき入札意向書(EOI:Expression of Interest)を提出した10社の中から9社を選考したもようだ。オフィシャル・ソースによれば、ただ1件棄却されたのはVideoconが提出したEOIと言う。