2004-10-25 ArtNo.34395
◆プラズマCTVメーカー各社、ボリューム販売拡大目指す
【ムンバイ】プラズマ及びプロジェクション・カラー・テレビジョン(CTV)市場では、Sony India Pvt Ltdが、ディストリビューション網の100%拡大を通じ、プロジェクションCTVのボリューム拡大を目指せば、Videocon Internationalは東芝ブランドをプロジェクションCTVからプラズマCTVにまで拡張、Mirc ElectronicsはプラズマCTVのホーム・マーケットを開拓するためアグレッシブな販促戦略を準備しており、今後競争の白熱化が予想される。
インディアン・エクスプレスが10月23日報じたところによると、ソニー・インディアの製品主任を務めるSabiha Kidwai女史は「プロジェクションCTV市場は年率200%の成長を遂げており、膨大な需要が存在する。1年内に500%に成長が加速するものと期待している」と語った。同女史によると、今年はこれまでにCTV40万台を販売、内プロジェクションCTVがかなりのシェアを占めた。来年は80万台を目指す。現在、ディーラーとディストリビューター2000店以上、専門店“Sony”60店、“Sony World”40店、直轄支店12店を擁し、同ネットワークを年内に100%拡大する計画と言う。
Videocon GroupのPN Dhoot社長によると、現在月間400台の東芝プロジェクションCTVを販売しており、価格は10万-20万ルピー。東芝プラズマCTVの発売も準備しており、こちらは10万-40万ルピー。現在同社が既に販売しているプラズマCTVモデルの価格は25万ルピーとなっている。東芝プラズマCTVは日本から輸入し、マハラシュトラ州Aurangabad工場で組み立てる。現在合計7000店のディーラーが東芝製品を販売しているが、この内の1000店を通じ、1年内に5000台の東芝プラズマCTVの販売を目指す。これらのディーラーは年間約2万5000台の東芝CTVを販売している。
Mirc Electronics LtdのPratap Singhマーケッティング主任(消費者用電子製品担当)によると、同社のプラズマ・カテゴリーは2つの部門に分かれており、プレゼン・テーション・プロダクツ部門は“Onida”プラズマCTVを法人や各種機関に売り込んでいる。またディーラー網を通じホーム・マーケットにCTVを販売しているCTVセールズ・チームは、2ヶ月前からプレミアム・ディーラー15店を通じ一般家庭向けに“Onida”プラズマCTVの売り込みを開始したと言う。
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