SEAnews 2004-10-22 ArtNo.34376

【アーマダバード】インド・ラップトップＰＣ(ﾊﾟｰｿﾅﾙ・ｺﾝﾋﾟｭｰﾀｰ)市場は最近堅調な成長を遂げているが、ソニーは今年11月にVAIO(Video Audio Integrated Operation)レーンジのノートブックＰＣをインド全国で一斉に発売する。
ビジネス・スタンダードが10月19日伝えたところによると、ソニーはまた今年末までにTFT(thin film transistor)モニターの発売を計画している。Sony India Pvt Ltd(SIPL)消費者セールス担当のProsenjit Ghosh氏によると、ソニーは最近、東京でBRIC(Brazil／Russia／India／China)諸国においてＡＶ－ＩＴ(Audio Visual-Information Technology)製品を販促する方針を発表した。同戦略の下、ＴＦＴモニターの他、プレイステーションやデスクトップの発売も検討されている。とは言え、マスマーケットをターゲットにＶＡＩＯデスクトップを発売する考えはなく、プレミアム・マーケットのニッチを開拓する。
ＶＡＩＯレーンジのノートブックには目下、7モデルが存在し、ハイエンドのX505シリーズは3000米ドル、Ｔシリーズは2049米ドル、ロー・エンドのＡシリーズは1249米ドル。この他、Clearanceレーンジのノートブックも存在し、これらのいくつかがインド市場に紹介される。ＴＦＴ液晶(LCD)モニターは43～58ｃｍサイズのものがオファーされる。
流通網については、全国のマルチ・ブランド・ショー・ルームにおける販促と平行してソニー専門店を増設する。消息筋によると、SIPLは、GE Countrywideを含む消費者金融会社と手を結びＶＡＩＯノートブック及びＴＦＴモニターの購入者に割賦金融の便宜を提供する計画だ。しかしこの点に関してGhosh氏はコメントを控えた。