SEAnews 2004-10-20 ArtNo.34370

【ニューデリー】スズキは2005年のDiwali(10-11月)シーズンに、125ｃｃモーターサイクルを携えインド二輪車市場に復帰、初年度に10万台前後の販売を目指す｡
エコノミック・タイムズが10月18日、消息筋の言として伝えたところによると、最初に発売されるモーターサイクルの技術仕様は既に準備されており、主要納入業者の選考も完了、スズキはベンダーらとインドにおける部品やシステムの開発・製造に関する詳細を詰めている。来年1月からコンポーネントの試験生産を段階的に開始する方針で､ハリヤナ州Manesarにおける工場の建設も開始した。当初年産10万台の新工場は来年第3四半期に商業生産を開始する見通しだ｡
スズキは外国投資促進局(FIPB:Foreign Investment Promotion Board)から1000万米ドルを投じて工場施設を設ける認可を取得しており、ＦＩＰＢは、スズキが独自に、もしくはインド・パートナーの買収を通じて事業を進めることに青信号を出したと言う。