2004-10-20 ArtNo.34366
◆韓台マレーシア・タイ産PSFに対する反ダンピング税撤廃
【ニューデリー】インド大蔵省は韓国、マレーシア、台湾、タイから輸入されるポリエステル短繊維(PSF:polyester staple fibre)に対する確定反ダンピング税を撤廃した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが10月17日報じたところによると、大蔵省歳入局(Revenue Department)は昨年3月これらの国から輸入されるPSFに確定反ダンピング税を課した。通常この種の措置の有効期限は5年に及ぶが、関税消費税サービス税上訴廷(CESTAT:Customs, Excise and Service Tax Appellate Tribunal)が2004年6月30日、歳入局の判断を覆す裁定を下したことから、大蔵省は早期撤廃を決めた。CESTATは、実質的損害や脅威を受けたとする歳入局の主張に根拠は薄いと裁定した。CESTATの裁定を受けて、関係当局(Designated Authority)は2004年8月第3週、歳入局に対し反ダンピング税の撤廃を勧告した。
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