2004-10-18 ArtNo.34344
◆Vedanta、オリッサ州政府と500万トン鉄鋼事業協定に調印?
【ムンバイ】非鉄金属大手、Vedanta Resourcesは先週金曜オリッサ州政府と、Keonjhar県Palaspanga付近に年産500万トンの鉄鋼プラントを建設する協定に調印したものと見られる。
インディアン・エクスプレスが10月15日報じたところによると、Sterlite Industriesの持ち株会社Vedantaは、新会社Sterlite Iron & Steel Companyを設立、1万2500クロー(US$27.25億)と見積もられる同プロジェクトを進める計画だ。プロジェクトには鉄鋼プラントの他、鉄鉱山の開発も含まれる。年産500万トンの鉄鋼プロジェクトには約5億トンの鉄鉱資源を必要とする。このため鉱業リース権も追って申請する。
オリッサ州政府筋によると、Sterlite Iron & Steelは、VedantaおよびVedantaの持ち株会社Volcan Investmentsの合弁会社。同事業は8000人分の就業機会を創出する。
VedantaのAnil Agarwal氏は今年8月にオリッサ州政府のNavin Patnaik首席大臣と会談した際、以上の投資計画を説明した。プロジェクトは総合的なもので、最終製品は熱間/冷間圧延コイル及び条鋼。MN Dastur & Coが事業化調査を担当する。
Sterlite Industriesはオリッサ州Lanjigarhにおいて総コスト4000クロー(US$8.72億)、年産100万トンのアルミナ・プロジェクトも手掛けている。
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