SEAnews 2004-10-13 ArtNo.34324

【チェンナイ】タミールナド州Chennai拠点の情報技術(IT)サービス会社Bahwan CyberTek(BCT)は、英国拠点のロジスティクス・サービス会社Tibett & Briton Group(TBG)と手を結び、石油探査開発会社Petroleum Development Oman (PDO)から5億米ドル相当の4ＰＬ(fourth-party logistics)管理契約を獲得した。
エコノミック・タイムズ、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレス、ザ・ヒンドゥーが10月11／12日報じたところによると、ＢＣＴのS Durgaprasad取締役兼CEOはこのほど記者会見し以上の消息を語った。それによると、ＢＣＴとＴＢＧの51：49の合弁チームは、ＰＤＯのオマーンにおける事業のために、リアルタイム情報追尾／ＩＴシステム統合／顧客管理／資材調達を含む総合的なサプライ・チェーン管理システムを構築する。契約期間は5年。今年7月から既に機材の移動を開始しており、2005年1月までの稼働を目指している。ＰＤＯは4ＰＬパッケージの下、砂漠を走行する6000台のタンク・ローリーをモニターし、支援を提供できる。オマーン政府が60％、Royal Dutch/Shell Groupが34％、それぞれ出資するＰＤＯは、同プロジェクトを通じ年間約2100万米ドルを節約できる。
ＴＢＧはマネージメント一般、及びロジスティクス・マネージメント・サービスの補給を手掛け、ＢＣＴは、ＩＴインフラと会計・財務サービスを担当する。
中東を拠点にする年商10億米ドルのSuhail Bahwan Groupに属するＢＣＴはチェンナイにソフトウェア開発センターを設けている。