1995-10-06 ArtNo.3432
◆<星>製造/サービス業の自動化支援窓口を拡大
【シンガポール】経済開発局(EDB)は製造/サービス業の自動化を促進するため自動化リーシング計画(ALS)の融資機関として新たに20行(社)を指名、またジンティク製造技術研究所(GIMT)と工業規格研究所(SISIR)を自動化事業化調査計画(AFS)運営機関に指名した。
リム・ブンヘン無任所相が4日、“インダストリアル・オートメーション95”見本市開会式の席上明らかにしたところによると、AFSは企業の自動化導入に関わる調査を支援するもので、自動化コンサルタント料の70%までを補助する。これまで同スキームはEDB自身により運営されてきた。
一方、自動化設備の導入に低利融資を提供するALSはの窓口はこれまでシンガポール・テクノロジーズ・インダストリアル・コーポレーション子会社のオートメーション・リーシング&コンサルタンシーのみだったが、地場4大行(DBS/UOB/OUB/OCBC)の他、DBSファイナンス、ケッペル・ファイナンス、オーバーシーズ・ユニオン・トラスト、インターナショナル・ファクターズ・シンガポールなど合計20社が参加することになった。これにより製造・サービス両分野の自動化投資が促進されるものと見られる。ALS制度の融資総額は94年までの5年間に4億1500万Sドルに達している。(ST,BT,LZ:10/5)
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