2004-10-11 ArtNo.34298
◆オリッサ州政府、韓国浦項製鉄のメガプロジェクトに支援
【ブーバネスワル】オリッサ州政府は、韓国のPohang Steel Corporation(Posco:浦項製鉄)が提案したメガ鉄鋼プロジェクトを支援するため、ハイレベルな作業グループを組織した。
ビジネス・スタンダードが10月6日報じたところによると、これは中央政府が、オリッサ州政府に、年産1000万トンの製鉄所の建設を計画するPoscoの計画を支援するよう求めたのに伴うもの。
PoscoはオーストラリアのBHP Billitonと提携、3万9000クロー(US$85.03億)を投じて鉄鋼プラントを設けることを提案した。これはインドにおける外国直接投資(FDI)プロジェクトとしては過去最大のもの。
オリッサ州政府は、オリッサ産業振興投資公社(Ipicol:Industrial Promotion and Investment Corporation of Orissa)にプロジェクトの結節機関(nodal agency)を務めるよう指示した。
ハイレベルな作業グループは、オリッサ州政府の鉄鋼鉱業部/工業部/歳入部/水資源部の各次長、Ipicol/オリッサ工業インフラ開発公社(Industrial Infrastructure Development Corporation of Orissa)/オリッサ送電公社(Grid Corporation of Orissa)/オリッサ鉱業公社(Orissa Mining Corporation)の各会長及び専務(MD)、州環境開発理事、その他関係各社の代表により構成されている。
作業グループは必要に応じ不定期に会合、各種認可手続きの処理、必要インフラの整備を引き受け、プロジェクトの進捗状況をモニターする。
一方、韓国の盧武鉉大統領は3日間の日程でインドを訪れた際、インド側関係方面のトップと、Poscoプロジェクトに関して協議するものと見られる。
|