2004-10-08 ArtNo.34292
◆National Mineral、鉄鋼事業進出目指し新日鐵等と接触
【ニューデリー】国営鉱山会社National Mineral Development Corporation Ltd(NMDC)は、国営Steel Authority of India Ltd(SAIL)や新日鐵等、内外の鉄鋼メジャーと手を結び鉄鋼生産ビジネスに進出する計画だ。
ビジネス・スタンダードが10月6日報じたところによると、NMDCオフィシャルは5日以上の方針を明らかにした。それによると、NMDCは既存事業の付加価値を高める狙いからチャッティースガル州に鉄鋼プラントを設けることを検討している。SAILや新日鐵の他、地元のRashtriya Ispat Nigam Ltd(RINL)、中国のBaoshan Iron and Steel Co Ltd(宝山鋼鉄公司)にも接触している。協議は初歩的段階に有り、規模や投資額等の詳細は、基本合意が得られた後詰められるが、最適なサイズは年産160万-200万トン以上と考えられる。
チャッティースガル州Bailadila鉱山は高品質の鉄鉱石を産し、日本や他の国々に輸出している。NMDCは、チャッティースガル州Bastar地区の14鉄鉱床の内7鉱床の開発を手掛け、2003-04年には1800万トンの鉄鉱石を生産した。NMDCは鉄鋼製造合弁会社を設立することを通じ、さらにリース権を獲得、同州内における鉄鉱石の生産を拡大できると言う。
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