2004-10-08 ArtNo.34286
◆Anchor、大宇合弁事業のために2CTV工場建設計画
【ニューデリー】Anchor Groupは、Daewoo Electronicsとの合弁会社Anchor Daewoo Industriesのために2つの新工場を建設、カラー・テレビジョン(CTV)を製造する計画だ。
エコノミック・タイムズが10月5日伝えたところによると、2工場はグジャラート州Bhujとウタランチャル州に設けられる。Anchor Groupが支配権益と経営権を握る合弁会社は、既にウッタルプラデシュ州Noidaとマハラシュトラ州RanjangaonにCTVと家電製品の製造工場を設けている。新工場の建設は、耐久消費財、電気製品からFMCGに至る全ての部門の製造施設を設けるAnchor Groupの戦略に基づくもの。
Anchor DaewooのAnil Chopra全国販売主任によると、2工場は3乃至6ヶ月で操業を開始する。昨年、インドにおけるDaewooブランドを復活させたAnchor Daewooは、これまでトップ・エンドの製品に照準を合わせ、大容量の冷蔵庫を販売して来たが、今後はマス・エンド製品も手掛けることを計画している。これはライバルの韓国企業LG及びSamsungが採用し、成功した戦略でもある。
Anchor Daewooは10-12月の間にCTV5万台を含め、60クロー(US$1308万)の売上を実現することを目指している。今年は冷蔵庫とCTVに集中、来年からは他の製品も手掛ける計画だ。
Anchorはこれ以前にはDaewooとの合弁事業に13%出資していたが、昨年同出資率を90%近くに引き上げ、70クロー(US$1526万)の負債も肩代わりした。
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