2004-10-06 ArtNo.34270
◆Neyveli LigniteのUS$9億拡張計画に青信号
【クッダロア】政府は、このほど催された経済問題閣僚委員会(CCEA: Cabinet Committee on Economic Affairs)の席上、国営企業Neyveli Lignite Corporation Ltd(NLCL)の4196クロー(US$9.15億)拡張計画を承認した。
ザ・ヒンドゥーとヒンドゥー・ビジネス・ラインが10月4/5日伝えたところによると、NLCLは、第2炭坑(Mine-II)の褐炭年産量を1050万トンから1500万トンに、第2火力発電所(Thermal Power Station-II)の発電能力を1470MW(メガワット)から1970MWに、それぞれ拡張する。
NLCLのステートメントによると、プロジェクトの負債/自己資本比率は70:30。同プロジェクトが完成すれば、NLCLの褐炭年産能力は2850万トン、発電能力は2990MWに拡大する。
第2炭坑の拡張計画では16.47平方キロの鉱区が追加される。同追加鉱区の採掘可能な褐炭埋蔵量は2億1488万トンと見積もられる。
第2発電所には、環境汚染の恐れの少ない循環流動層石炭燃焼装置(CFBC:Circulating Fluidised Bed Combustion)を採用した250MWの発電機2基が増設される。発電した電力はタミールナド州、カルナタカ州、ケララ州、ポンディシェリー連邦直轄地に供給される。これら各州は既に電力購入契約に調印していると言う。
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