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2004-10-04 ArtNo.34253
◆第1四半期のGDP成長率7.4%マーク
【ニューデリー】今年(2004-05)第1四半期の国内総生産(GDP)成長率は7.4%をマーク、昨年同期の5.3%を上回り、インド経済の好調を裏付けた。
インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズ、デカン・ヘラルド、ビジネス・スタンダードが9月30日/10月1日、中央統計局(CSO:Central Statistical Organisation)の発表を引用し報じたところによると、第1四半期のGDPは実質価格(constant prices:基準年1993-94)ベースで35万2117クローと、前年同期の32万7842クローを7.4%上回った。また名目価格(current prices)ベースでは64万7421クローと、昨年同期の57万6521クローを12.3%上回った。
高いGDP成長率は、昨年の農林水産部門の比較的好調なパフォーマンスに関係している。4月に始まり3月に終わる会計年度とは異なり、農業の1年は7月に始まり6月に終わる。つまり2003-04年のラビ(rabi:春先収穫作物)シーズンは、2004-05年の6月にまたがっている。2004年4-6月の農業生産の伸びは3.4%と、前年同期の0.1%を上回った。その反面、今年の不順なモンスーンの影響は第1四半期のGDP成長率にはまだ影響を及ぼしていない。ちなみに農業省はモンスーンの不順で今年のカリフ(kharif:初冬収穫作物)作物の収穫が10.5%下降、脂肪種子の作柄も9.2%ダウンすると予想している。昨年のカリフの収穫が良好だっただけに、今年の落ち込み幅は大きいものと見られ、こうした影響は第2、第3四半期のGDP成長率に影響を及ぼすものと予想される。
農業協同組合局(DAC:Department of Agriculture and Co-operation)の統計によれば、ラビ・シーズン(6月期)の米穀生産は45.3%、小麦は10.7%、コース・シリアルは13.3%、豆類は26.8%アップ、商業作物については脂肪種子が35.3%の伸びを見たが、サトウキビの生産は16.1%の落ち込みを見た。
とは言え、今年第1四半期の好調なGDP成長は決して農林水産部門のみの貢献によるものではなく、実際の牽引役は工業部門とサービス部門が務めた。第1四半期の工業生産の伸びは6.9%と、前年同期の6%を上回り、サービス部門の成長率は前年同期の7.4%から9.5%に加速した。取り分け製造業部門の伸びは8.1%(6.6%:昨年同期の伸び率、以下同様)をマーク、サービス部門では商業/ホテル/運輸/通信部門が11%(7.3%)の成長を記録した。この他の部門別成長率も鉱業6.1%(2.3%)、電気/ガス/水供給6.3%(4.8%)、金融/保険/不動産/ビジネス・サービス7%(5.7%)、地域共同体/社会/個人サービス9.3%(9.4%)と、何れも好調だった。しかし建設部門は3.6%(5.9%)の成長にとどまった。
第1四半期の卸売物価指数(wholesale price index)は、食品が1.5%、鉱物が32.9%、製造業製品が5.7%、電力が2.8%それぞれ上昇した。工業労働者の消費者物価指数(consumer price index)は同期に2.7%アップした。
農林水産業は今年通年では1-1.5%の成長が見込まれているが、政府は、仮に農業部門がマイナス成長に陥っても今年通年のGDPは6.5%-7%の成長が可能と予想している。
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