SEAnews 2004-10-01 ArtNo.34241

【チェンンナイ】地元二輪車メーカー、TVS Motor Company(TVSMC)は4ストローク100ｃｃモーターサイクル新モデル“TVS Star”を地域ごとに時差を設け、段階的に発売する計画だ。
エコノミック・タイムズが9月29日伝えたところによると、“TVS Star”は10月初の発売が予定されているが、ＴＶＳＭＣは恐らく先ず北部、次いで西部、そして南部で発売するものと見られる｡これによりＴＶＳＭＣはゆとりをもって新バイクの生産・出荷体制を確立できる他、地域ごとに時差が存在するフェスティバル・シーズンの需要に適切に応じることができる。例えば南部のフェスティバル・シーズンはDiwaliから本格化するが、北部ではそれよりも早いDassera前後からスタートする。
ＴＶＳＭＣ幹部は「先ずデリーとその周辺で発売、その後西部やその他の地域に拡大する」と語った｡ＴＶＳＭＣは“Star”を通じてセールスの挽回を図り、取り分け2ストローク“Max 100”シリーズの落ち込みの穴を補填するものと見られる。エントリー・レベル・バイクMax 100は18ヶ月前には月間約2万5000台が販売されていたが、今では約8000台に下降している。同セグメントでは、Hero HondaのCD DawnとBajaj AutoのCT 100が合計月間12万台ほど販売されている。
ＴＶＳＭＣは、この他、何れも4ストロークの100ｃｃCentra、110ｃｃ／125ｃｃVictorをエグゼクティブ・セグメントに、また150ｃｃのFiero F2をプレミアム・セグメントに投入している。