2004-09-29 ArtNo.34232
◆Vizag Steel、ガス供給の目処立ち設備拡張準備
【コルカタ】Rashtriya Ispat Nigam Ltd(RINL)傘下のVizag Steel plant(VSP)は、天然ガス安定供給の見通しがついたことから、設備拡張の準備に着手した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが9月27日報じたところによると、石油天然ガス省次官は最近ニューデリーで、Gas Authority of India (Gail)やOil and Naturual Gas Corporaiton Ltd (ONGC)の代表と会合した際、2007年までにVSPに150万立米のガスを供給することを示唆した。これに先立ってアンドラプラデシュ州政府と石油天然ガス事業国会常任委員会のJanardhan Reddy議長は、VSPのために同問題を提起していた。アンドラプラデシュ州政府はまた、L&T-Rambollに同州産業のガス需要を見積もるよう指示した。L&T-Rambollは来月、同報告書を提出するものと見られる。
VSPはアンドラプラデシュ州沖合Krishna-Godavari(K-G)海盆で採取されるガスを用いて2007年末までに、熔鋼(liquid steel)の生産能力を340万トンから500万トンに拡張する計画を立案した。しかしガス供給の見通しが不透明なことから、コンサルタント会社Dasturcoに代替案を作成するよう求めた。
VSP筋によると、ガスの具体的割当量等は明らかにされなかったが、石油天然ガス省はガス・ベースの拡張計画を認める政府の姿勢を示唆した。このためVSPはGAILと関係覚書を交換することを検討している。後者は、Kakinada-KolkataパイプラインをVizag、そして K-G海盆まで延長することを計画していると言う。
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