2004-09-29 ArtNo.34228
◆小規模二輪車プレーヤー、資本提携で苦境乗り切り?
【ムンバイ】インド二輪車市場は整理統合(consolidation)の時代を迎えつつあり、Bajaj Auto、Hero Honda、Honda Motorcycles & Scooterが、市場の主要部分を掌握する中で、LMLやKinetic等の小規模プレーヤーは外国大手企業との戦略提携や資本提携に活路を見出そうとしている。
エコノミック・タイムズが9月28日伝えたところによると、一連の新製品の発売、製品ポートフォリオの拡大、競争力有る価格設定等の試みは、LML/Kinetic両社の市場シェア下降に歯止めをかけるに至っていない。
こうした中でKineticは、韓国企業Hyosungとのマーケッティング提携を資本提携に拡大するのではないかと噂されており、LMLもパートナーを物色しているもようだ。LMLもKineticもそのような事実を否定しているが、市場の憶測を背景にLMLとKineticの株価は過去数ヶ月上昇基調を辿っている。
LMLの株価は先週金曜までの3ヶ月間に30.85ルピーから41ルピーに、Kinetic Engineeringのそれは51ルピーから68ルピーに、Kinetic Motorsのそれも23ルピーから34.75ルピーにそれぞれ上昇した。
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