【ニューデリー】韓国の電子会社LGは、GSM(global system for mobile communications)携帯端末の研究開発(R&D)を専門に手掛ける施設をインドに設けることを検討している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが9月27日伝えたところによると、LGはアグレッシブなマーケッティング及びディストリビューション戦略を立案、来年は、GSM携帯端末市場のシェアを18%に引き上げる計画だ。LGは、モバイル電話会社に同社製携帯端末をバンドルしてそのサービスを提供、もしくはコブランド方式によりLG製携帯端末を顧客に販売するよう働きかけている。
LGはCDMA(code division multiple access)携帯端末市場では既に支配的地位を確立している。同社はReliance Infocommと提携、後者顧客向けにこれまでに500万セットのCDMA端末を出荷した。
LG Electronics India Pvt Ltdの移動体通信業務を担当するSandeep Sachdeva地域主任によると、同社はGSM端末市場を開拓するため、多角的な戦略を立てている。これには様々な新機能を備えた携帯端末を低価格で提供することが含まれると言う。