2004-09-27 ArtNo.34218
◆繊維製品の関税免除パスブック・レートを45%引き下げ
【ニューデリー】インド政府は繊維産業に対する関税免除パスブック(DEPB:duty exemption passbook)スキーム関税免除レートを45%カット、また各種プラスチックや化学品についてもスキームに調整を加えた。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとエコノミック・タイムズが9月24日報じたところによると、繊維産業省はDEPBレートの一律なカットに反対、品目毎に異なるレートを適応するよう提案した。しかし商工省は、首相/商工相/蔵相会議の合意に基づき、先週新レートを発表した。例えばブラウス/子供用ウェットシャツ/綿編み靴下/トラック・スーツ/ジーンズは6.1%、綿靴下は4.4%、この他の品目についても5%、7.20%、3.30%の新レートが設定された。
化学品に関しては15品目のDEPBレートが下方修正され、54品目に価格上限が設けられた。プラスチックについては9品目に価格上限が設定された。例えばミコナゾール硝酸塩にキロ当たり3400ルピー、全ての等級のカーボン・ブラックに同45ルピー、工業用・自動車用潤滑油に同140ルピー、ナフタリン酢酸に同800ルピーの価格上限が設けられた。
商工省は鉄鋼部門に対するDEPBレートに関しても鉄鋼省と協議を進めており、間もなく新レートを発表する見通しだ。
|