2004-09-27 ArtNo.34216
◆エレクトロラックス、新製品発売通じ売上20%増目指す
【コルカタ】スウェーデンの家電会社AB Electroluxのインド子会社Electrolux Kelvinator Limited (EKL)は、一連の新製品を発売、来年度売上を20%拡大させる計画だ。
エコノミック・タイムズが9月24日報じたところによると、EKLのAjay Kapila副社長(セールス&マーケッティング)は同紙に以上の抱負を語った。それによると、多くの新製品の投入を通じ冷蔵庫製造会社のイメージを脱皮、総合的家電会社としてのプレゼンスを再構築する。これらの新製品には洗濯機、台所用品、掃除機、エアコン、電子レンジが含まれ、来年は20-25%の売上増を見込んでいる。
近く全国的に発売されるAurumレーンジのフロント・ローディング洗濯機モデルは6.5/6/5.5キロのキャパシティーを選べる。この他7.0キロのTime Line、半自動6.5キロのFabriguardが発売される。
またスプリット・エアコンをウィンドー・エアコンの価格で発売、市場シェアの拡大を図る。
EKLの昨年の売上の95%は冷蔵庫で占められたが、今年は90%、来年は80%に下降する見通しだ。
冷蔵庫市場シェアは現在の13%から来年は15%に拡大、目下4%のシェアを握る洗濯機の売上も少なくとも40%成長を見込んでいる。エアコンの市場シェアは8%、電子レンジは10%を目指す。
現在洗濯機と冷蔵庫の大部分はマハラシュトラ州のWarora/Butibori両工場及びラジャスタン州のShahjanpur工場で製造、製品の一部を親会社に輸出している。近く発売される他の大部分の製品は親会社から輸入することになる。同社は販促手段として下取りも行っていると言う。
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