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2004-09-24 ArtNo.34204
◆鉄鋼輸出に上限設けDEPBスキームの適応制限
【ニューデリー】インド政府は輸出価格に上限を設けることにより鉄鋼輸出に対する関税免除パスブック(DEPB:duty exemption passbook)スキームの適応を制限する方針を決めた。このため鉄鋼輸出業者は大きな影響を受ける見通しだ。
エコノミック・タイムズが9月21日報じたところによると、新措置の結果、上限を超えた輸出額に対してはDEPBクレジットが認められなくなる。そればかりでなく、最近の非合金鉄/スクラップに対する関税引き下げに比例して鉄鋼産業に対するDEPBレートも引き下げられる。
政府筋によると、Kamal Nath商工相は外国貿易総監(DGFT:Director General of Foreign Trade)の関係提案を数日中に承認、鉄鋼製品32品目のDEPB上限を間もなく発表する見通しだ。現行のDEPBスキームの下でも既に鉄鋼製品8品目には上限が設けられている。
DEPBスキームは、輸出製品の輸入コンテンツの関税負担をニュートラルにすることを目指している。しかし最近の鉄鋼輸出の急成長により、国内における供給不足の恐れが生じたため、Ram Vilas Paswan鉄鋼相は、鉄鋼業界に国内供給を優先するよう求めた。取り分け鉄鋼輸出が2003-04年度第3四半期に160%以上増加したSteel Authority of India Ltd(SAIL)は、今会計年度第1四半期には輸出を50%を削減した。しかし民間鉄鋼会社は輸出志向の経営スタイルを維持している。
政府は今年3月に鉄鋼製品に対するDEPBスキームの適応を停止したが、鉄鋼業界の陳情により7月には適応停止を解除した。インド鉄鋼連盟(ISA:Indian Steel Alliance)によると、2004年4-5月のISAメンバーによる鉄鋼輸出は前年同期比29.5%下降した。
大蔵省筋によると、非合金鉄に対する輸入関税は2段階に分けて5%に引き下げられたが、この方面の税収減は、DEPBスキームに上限を設け、DEPBレートを引き下げることにより相殺できる見通しと言う。
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