2004-09-24 ArtNo.34202
◆Gujarat Alkalies、US$4361万設備拡張計画
【バドダラ】グジャラート州Vadodara拠点のGujarat Alkalies and Chemicals Ltd (GACL)は、約200クロー(US$4361万)を投じ、苛性ソーダの製造能力を拡張するとともに、ポリ塩化アンモニウム(PAC:poly ammonium chloride)の製造事業に進出する。
ビジネス・スタンダードとエコノミック・タイムズが9月21/22日伝えたところによると、GACLのP K Laheri会長とP K Taneja重役(MD)は年次総会の席上、以上の計画を明らかにした。それによると、過去2年の業績が極めて良好で、苛性ソーダとその副産物及び過酸化水素の需要も良好なことから苛性ソーダの日産量を100トンほど拡大するとともに、新領域に進出する方針を決めた。
投資の内訳は、過酸化水素プロジェクトに110クロー(US$2398万)、Dahejにおける3万3000メートル・トンの苛性ソーダ製造能力拡張計画に70クロー(US$1526万)、ポリ塩化アンモニウム・プロジェクトに12クロー(US$262万)、苛性ソーダ剥離(caustic soda flaking)ユニットに10クロー(US$218万)。
一方、GACLは、グジャラト州Dahej工場において燐酸の製造過程で生じる廃棄物を利用した塩化カルシウムの生産を開始した。同リサイクル・プロジェクトのコストは8クロー(US$174万)。
GACLの2003-04年度営業額は前年の1039クロー(US$2.265億)から1077クロー(US$2.348億)に拡大、純益は同28.04クロー(US$611万)から63.15クロー(US$1377万)に125%ジャンプした。今会計年度当初5ヶ月の売上はVadodara/Dahej両工場の保守に伴う操業停止に関わらず前年同期の434クロー(US$9463万)から475クロー(US$1.036億)に拡大した。
|