2004-09-22 ArtNo.34190
◆Jubilant、製薬業界向け研究サービス・センター設置
【ニューデリー】農業化学/製薬関連の研究製造請負サービス(CRAMS:custom research and manufacturing services)会社、Jubilant Organosys Ltd(JOL)は、製薬業界に奉仕するため専門的な応用化学調査を手掛ける新研究センターを設ける。
エコノミック・タイムズが9月17日伝えたところによると、新研究開発(R&D)センターは、今会計年度末までにウッタルプラデシュ州Noidaに設けられ、既存のCRAMS及び薬理活性原末(API: Active Pharmaceutical Ingredients)ビジネスに追加される。科学者150人が雇用され、製剤(formulation)開発、化学サービス(chemistry services)、臨床研究等に携わる。
新施設に如何なる種類の投資がなされるのか、詳細は明らかにされていないが、JOLの製剤開発部門は、最近ベルギーで買収したPSI NV及びPSI Supply NVに支援を提供する。PSIは、製剤開発の他、薬事コンサルティング(regulatory affairs services)、書類処理(dossier development)、最終剤形(dosage form)による製品の納入を手掛けている。
これはJOLにとって4番目のR&D施設で、既存の3施設は、ウッタルプラデシュ州Gajraula県のCRAMS、カルナタカ州NanjangudのAPIユニット、そしてセントラルR&Dラブ。セントラルR&DラブではCRAMS、API、特殊化学品業務が手掛けられている。また化学サービス(chemistry services)は、ビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)領域もカバーしている。
JOLは、2004-05年及び2005-06年に250クロー(US$5451万)を投じ、有機的成長(organic growth : 企業買収等によらぬ内部的事業拡張)を図ると言う。
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