2004-09-22 ArtNo.34179
◆Tata Motors、3年内にUS$11.34億投じ事業拡張
【ニューデリー】Tata Motors Ltd(TML)は2007年3月までに新製品の開発と設備拡張に5200クロー(US$11.34億)を投資、海外における買収活動も積極化する方針だ。
ビジネス・スタンダードが9月18日報じたところによると、米国預託証券(ADR:American Depository Receipts)のニューヨーク証券取引所(NYSE)への上場に関して米国証券取引委員会(US Securities and Exchanges Commission)に提出した書面の中でTMLは以上の方針を明らかにした。それによると、ADRの上場手続きは9月末までに完了するものと見られる。
インド国内における設備拡張に1390クロー(US$3.03億)、新型車の開発に約1900クロー(US$4.14億)、研究開発(R&D)/情報技術(IT)施設及び子会社に残りの1910クロー(US$4.16億)を投資する。
またDaewoo買収の成功を跳躍台とし、グローバルな自動車会社に変身するため一層の企業買収を通じ、世界各地にプレゼンスを築く。
TMLのP P Kadle重役(財務・法人業務担当)によると、グローバルな事業拡張計画には、世界各国の自動車メーカーとの提携が含まれる。TMLは、中国市場において車両を発売する事業化調査を進めるため、最近、上海拠点のブリリアンス・チャイナ(Brilliance China Automotive Holdings/華晨中国汽車控股有限公司)と協定を結んだ。TMLは英国のMG Roverと、5年間に10万台の乗用車を輸出する契約を締結、2003年10月から2004年3月の間にMG Rover向けに6600台を輸出した。
TMLの2003-04年度の国内市場シェアは乗用車部門が15.5%、商用車部門が22%で、中/大型商用車市場に限っては64%のシェアを占めたと言う。
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