2004-09-20 ArtNo.34166
◆Hindalco、高マージンのアルミ精錬ビジネスを拡張
【ムンバイ】Aditya Birla Groupの非鉄金属大手Hindalco Industries Ltd(HIL)は、高マージンを享受しているアルミニウム精錬ビジネスを大幅に拡張する計画だ。
エコノミック・タイムズが9月17日、HIL筋の言として伝えたところによると、Indian Aluminium Company Ltd (Indal)をそれ自身に合併することにより、HILのアルミニウム・ビジネスに大きな弾みがつく。目下、合併計画の認可を待っているIndalはアルミナ精錬能力を2倍の約100万トンに拡張、HILへのアルミナの供給を拡大する。これによりHILは、アルミニウムの一次生産ビジネスの拡張に専心できる。
HILがウッタルプラデシュ州Renukootに設けた精錬施設のアルミニウム精錬能力は年間34万1000トンで、年間2万トンほどキャパシティーを拡張するデボトルネッキングが施されている。
Indalのアルミニウム精錬能力は現在の年間6万5000トンから15万トンに拡張される。
HILとAlcanが共同で4000クロー(US$8.72億)を投じ、年間150万トンのアルミナ精錬を目指すUtkal Aluminaプロジェクトは今年末までに実行に移される見通しだ。目下、オリッサ州政府が提案したリハビリテーション計画について協議が進められている。もし同協議が妥結するなら主要なハードルがクリアされると言う。
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