SEAnews 2004-09-17 ArtNo.34155

【ニューデリー】日立ホーム＆ライフソリューションの子会社Hitachi Home & Life Solutions (India) Ltd (HHLI)は第1四半期に3.79クロー(US$83万)の純益を計上、過去数年の赤字から黒字に転換した。
ビジネス・スタンダードが9月15日伝えたところによると、ＨＨＬＩは2002年10月－2004年3月の間に24.82クロー(US$541万)の純損失を計上した。
ＨＨＬＩは、2003－04年度に10万ユニット弱、245クロー(US$5442万)のエアコンを販売、今年は10％以上上回る11万台を目指している｡ＨＨＬＩのR Khanna上級副社長(ｾｰﾙｽ)が新モデル“Quadricool”発表会の席上語ったところによると、今会計年度末までに市場シェアを現在の10％から12％に拡大する。総コストの2％程度を研究開発(R&D)に投じ、販売量の拡大よりも最高品質の製品を顧客に提供することに照準を合わせる。
売上全体の15％に貢献している東部諸州ディーラー網の拡大を計画、取り分けオリッサ州とビハール州に照準を合わせ、小売店の数も現在の60店から今年内に100店に拡大する。東部地区の販売は第1四半期に20％以上の成長を見た｡
また昨年の輸出量は前年の3000ユニットから3倍の1万ユニットに拡大したが、今年はさらに2倍に拡大することを目指している。最大の輸出先は西アジアと言う。