2004-09-15 ArtNo.34146
◆Resil Chemicals、年率40%の成長目指す
【ムンバイ】カルナタカ州Bangalor拠点の繊維産業向けシリコン・ソリューション・プロバイダー、Resil Chemicals Pvt Ltd(RCPL)は、年率40%の成長を目指している。
インディアン・エクスプレスが9月11日、RCPLのRahul Chaudhari重役(GM)の言として報じたところによると、以上の成長目標は新フィニッシング製品の紹介、プラスチック製水槽やマッットレスの代替材料等、新アプリケーションの開拓を通じて実現する。
RCPLは、Madura Garments、Pantaloons、Gaap、Rupa等にフィニッシング・ソリューションを提供しており、Ciba Chemicals、BASF、Bioconも顧客リストに名を連ねている。
例えばBombay Dyeingには、後者の輸出製品用に“Ultra Fresh”フィニッシングを提供しているが、同ブランドの国内販売も検討している。Woolmarkには化学品を供給するとともに、マーケッティング支援を提供しており、タンク・メーカーのSintexやSintair Plastへの売り込みも図っている。向こう6ヶ月間にはプラスチック・タンクに抗菌/抗バクテリア化学品が使用されるようになるものと見られる。
国内シリコン・フィニッシング市場の30-50%のシェアを握り、シリコン・ソリューション市場全体でもトップ・スリーにランクされるRCPLの2003-04年の営業額は45クロー(US$971万)をマークした。売上の15-20%はアジア太平洋地域、中東、欧州、アフリカ等への輸出売上で占められている。プロモーターがRCPLの100%権益を握っており、営業額が100クロー(US$2157万)を超えるまでは株式の公開は考えないと言う。
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