2004-09-15 ArtNo.34141
◆食品産業に格安の電力、各種優遇措置:AP州首席大臣
【ハイデラバード】アンドラプラデシュ州のY S Rajasekhar Reddy首席大臣は、食品産業及び食品関連産業に1ユニット当たり1.70ルピーの電力供給を含む最大限の優遇措置を約束した。
ビジネス・スタンダードとエコノミック・タイムズが9月11日伝えたところによると、Cidex Trade Fairs Private Limitedが同州Hyderabad のHitex Exhibition Groundsで9月10-13日に主催した4つの国際技術会議-“2004年インド国際食品技術会議(The International FoodTec India 2004)”/“世界酪製品会議(Dairy Universe India)”/“インド製菓・軽食品会議(Sweet and Snack Factory India)”/“2004年インド包装技術国際会議(indpak 2004 international)”-の開幕式の席上、以上の公約を行ったReddy首席大臣は、その一方で、州政府はこの種の優遇措置を悪用するものをチェックし、必要な法的措置をとると警鐘した。同相によると園芸領域ばかりでなく、少なからぬ企業がアンドラプラデシュ州に拠点を設けることに関心を表明していると言う。
エコノミック・タイムズが報じたところによると、『FoodTec India 2004』会議の席上、DP Singh食品加工産業担当次官は「中央政府はサンライズ産業の成長に一層の弾みを付ける狙いから総合的な『全国食品加工政策(national food processing policy)』を立案している」と語った。同氏によると、新政策には、産業見通し/ガイドライン/政府融資/人材開発/研究/規制・ボトルネックの除去等の内容が盛り込まれ、数ヶ月後に完成する。農業相を長とする閣僚チーム(GOM)が組織され、相互に矛盾し、投資を阻害するような法規の合理化が図られている。第10次五カ年計画の食品加工投資目標は6万2000クロー(US$133.74億)と、第9次五カ年計画の3万8000クローからほとんど2倍に拡大した。こうした投資の大きな部分が民間部門に期待されていると言う。
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