2004-09-15 ArtNo.34136
◆BHP、Poscoと共同で製鉄/鉄鉱/石炭/港湾事業計画
【ブーバネスワル】英豪資本の鉱山会社BHP Billitonと韓国の総合鉄鋼会社Poscoはオリッサ州における製鉄/鉄鉱・石炭開発/港湾建設プロジェクトを共同で提案した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが9月11日報じたところによると、BHP Billitonカントリー・プレジデントのDon A. Carroll氏はこのほど記者会見し以上の消息を語った。そりによるとPoscoは鉄鋼プロジェクトに専心、BHP Billitonは鉄鉱・石炭開発/港湾建設プロジェクトに照準を合わせる。オリッサ州政府及び中央政府の反応は良好だが、まだ覚書を交換するに至っていない。
総合的鉄鋼プロジェクトの投資額は3万9000クロー(US$84億)と見積もられ、4万2000人分の就業機会を創出する。この内、総コスト2万8500クロー(US$61.48億)の鉄鋼プラントの年間キャパシティーは当初の300万トンから1000万トンに拡大され、3万2200人に就業機会を提供する。またオリッサ州政府に3万6000クロー(US$77.655億)、中央政府に5万7000クロー(US$122.95億)の収入をもたらし、5万5800クロー(US$120.366億)の外資も純流入する。
BHP Billitonが進める石炭及びコークス・プロジェクトの投資額は4700クロー(US$10.138億)、3800人分の就業機会を創出、Posco-BHPB鉄鋼プラントに石炭とコークスを供給する。石炭/コークスの余剰は他の鉄鋼プラントにも供給する。同プロジェクトはオリッサ州政府に6800クロー(US$14.67億)、中央政府に6600クロー(US$14.237億)の収入をもたらす。
また鉄鉱石プロジェクトの投資額は3900クロー(US$8.41億)と見積もられ、年産能力は3000万トンにのぼると言う。
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