SEAnews 2004-09-13 ArtNo.34131

【ニューデリー】GAIL (India) LtdはGujarat State Petroleum Corporation (GSPC)と共同探査していたグジャラート州Cambay海盆CB-ONN-2000/1ブロックで油田を掘り当てた。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとザ・ヒンドゥーが9月10日、GAILのステートメントを引用し伝えたところによると、GAILとGSPCは1424平方キロの鉱区に6本の油井を掘り、豊富な軽質原油の存在を確認した。初歩的予測では採掘可能な埋蔵量は1000万－5000万バレルと見積もられる。目下、試掘井の地質や油田の商業化に関わる詳細な調査を進めている。
一方、GAILは9日、新探査ライセンス政策(NELP:New Exploration Licensing Policy)下の第4次入札(IV)に関わる探査・生産(E&P)合弁契約2件に調印した。最初の1件はAssam-Arakan海盆Tripuraブロックに関わるもので、GAILが80％、Enpro Finance Pvt Ltdが20％、それぞれ出資する。もう一つはタミールナド州Cauvery盆地オンショア・ブロックに関わるEnpro及びGSPCとの合弁契約で、GAILは50％出資する。前者ブロックにはガス、後者ブロックには石油とガス双方の埋蔵が予想されている。探査活動は既に着手されている。
GAILは12ブロック、合計9万平方キロ以上の領域におけるE&P活動を積極化しており、向こう3年間に同事業に600クロー(US$1.29億)を投資する。これらブロックの内4つは陸上、8つは沖合鉱区。またGAILの出資率は10－80％と言う。