SEAnews 2004-09-13 ArtNo.34122

【チェンナイ】TVS Motor Company Ltd (TVSMC)は1年内に自動三輪車市場に参入、国内市場における販売の他、バングラデシュ、スリランカ等にも輸出する計画だ。
エコノミック・タイムズ、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレスが9月10／11日報じたところによると、TVSMCのVenu Srinivasan重役(MD)は10日催された年次総会の席上、以上の計画を語った。それによると、TVSMCはカルナタカ州Mysoreの既存工場でガソリン・バージョンの三輪車を製造する。
TVSMCは8月に三輪車のプロットタイプをお披露目するとともに、マイソール市内Nanjangudに500クロー(US$1.08億)を投じて新工場を建設、三輪車を製造する計画を発表していた。
昨年、Bajaj／Mahindra／Piaggio3社は国内で合計26万8000台の三輪車を販売、この内50％がTVSMCが地盤とする南部インドで販売された。マーケット・リーダーのBajajはガソリン・バージョン、Piaggioはディーゼル・バージョンを販売している。
一方、TVSMCは来月初、モーターサイクルMaxの4ストローク・バージョンを、“TVS Star”の名称で発売、来年1月までに全国的に販売、最終的に月間3万台の販売を目指す。今月はCentra1万8000台、Victor2万5000台の販売を見込んでおり、Centraは来年1月までにやはり月間3万台の販売を見込んでいる。
TVSMCはまた2年内に現地組み立て工場を設け、ASEAN市場への進出を果たす計画と言う。