2004-09-10 ArtNo.34107
◆MMTC(Vizag)、金塊取引900%成長期待
【ヴィシャカパトナム】国営鉱物金属商社Minerals and Metals Trading Corporation Limited(MMTC)のアンドラプラデシュ州Visakhapatnam(Vizag)地域オフィスは、今会計年度の金塊取引が900%の成長を遂げるものと期待している。
ビジネス・スタンダードが9月7日報じたところによると、2003-04年の金塊取引額は55クロー(US$1186万)だったが、2004-05年の売上は500クロー(US$1.0785億)に達する見通しだ。
昨年は金の値上がりで取引が落ち込んだが、政府が365日の信用状(LC)を発行しない方針を決めて後、金の購入先をState Bank of IndiaからMMTCにシフトするVizag市内の金取引商が増加、同社Vizag事務所の年初5ヶ月の金売上は345クロー(US$7442万)をマークした。
Vizag事務所は2001-02年には2181.4キロ/96.46クロー、2002-03年には1877.1キロ/99.41クローの金を販売した
MMTC筋によると、同社は政府から得た365日のLCに対して3-3.5%の利子を支払う一方、スポット市場地元バイヤーの供託金を1年定期で預金、5-5.5%の利子を稼ぎ、両者の差額として得た2%の利益を地元バイヤーに還元した。このため少なからぬ大口顧客がMMTCから金を購入するようになった。しかし政府発行のLCの期限が3ヶ月に短縮されたため、今後7ヶ月の金取引は鈍化する可能性があると言う。
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