SEAnews 2004-09-10 ArtNo.34104

【ムンバイ】インドの民間自動車燃料小売会社2社中の1社、Essar Oil Ltd(EOL)は2005年までに傘下のガソリン・スタンド網を現在の58店から750店以上に拡張する計画だ。
デカン・ヘラルドが9月7日伝えたところによると、ＥＯＬはＵＮＩ通信の質問に対して以上のように回答した。それによるとＥＯＬは政府から1700店の小売店網を設けるラインセンスを取得している。同社の既存店舗は、マハラシュトラ州に23店、グジャラート州に17店、パンジャブ州／ハリヤナ州に各4店、ラジャスタン州に3店、マドヤプラデシュ州／タミールナド州／ダドゥラ・ナガール・ハベリ州に各2店、アンドラプラデシュ州に1店と、西部と西北部に集中している。
ＥＯＬは2005年までにマハラシュトラ州に212店、グジャラート州に170店、ラジャスタン州に76店、マドヤプラデシュ州に69店、パンジャブ州に42店、アンドラプラデシュ州に38店、カルナタカ州に36店、ハリヤナ州に33店、ウッタルプラデシュ州に31店、タミールナド州に9店、ジャールカンド州に9店、ビハール州に8店、北東諸州に8店、西ベンガル州に5店、ダドゥラ・ナガール・ハベリ州に3店、デリーに2店、ゴア州に2店、チャッティースガル州に1店を増設する計画だ。
ＥＯＬは既に、Oil and Natural Gas Corp (ONGC)傘下のMangalore Refinery and Petrochemicals Limited (MRPL)及びNumaligarh Refinery (NRL)から燃料供給を受ける契約を結んでおり、またバルク販売用に毎月ディーゼル油を輸入している。
他方、政府から5849店の石油製品小売網を設けることを認められたもう1社の民間企業、Reliance Industries Ltd(RIL)は今年6月末現在、グジャラート州に20店、パンジャブ州に12店、ラジャスタン州に11店、ウッタルプラデシュ州に9店、アンドラプラデシュ州に8店、カルナタカ州／マハラシュトラ州／タミールナド州に各4店、西ベンガル州に3店、合計75店のガソリン・スタンドを既にオープンしている。同社はグジャラート州Jamnagarに年間原油処理能力3300万トンのメガ製油所を保持する。